おひとりさま起業倶楽部

突き抜けた才能はない。何かを極めた訳でもない。だけど、自由に生きるために起業したい!

自分の小ささを忘れないために

昨日、予告をしておいてアレですが、予定を変更して私の今日の反省&備忘記事に。

 

ここ2ヶ月、新卒のエミリー(仮)に色々教えてきました。私が教えられることはとても少ないけれど、それでも13年働いてきたし、そのうち数年はハリスンさんの下で本当に貴重な体験をしました。だから、少しでも多くのことを伝えたいと思っていました。

社会人の心得みたいなものは、本にもいっぱい書いてあるし、ネットを調べればすぐに知れるし、それらは他の人からも教えてもらえる。

他の人からも教えてもらえる。

そう思っていました。

傲慢ですね。

 

最初は違ったはずなんです。お客さんが来たら挨拶してね、お茶はこうやって用意してね、プリンターの紙はこうやって補充するんだよ…そんなことも沢山教えていました。そもそも、何を教えたら良いものかもさっぱりわからなかったので、手当たりしだい教えていました。

それがいつの間にか、私にしか教えられないことを教えなきゃと思ってしまっていたんです。

 

そもそも、私にしか教えられないことなんて無いんですけどね(笑)。

 

毎日毎日、色々なことを話して、ありがとうございますって言われて、自分の考えを伝えているうちに、私は偉くなってしまったようです。

でも、今日、営業のジェシカ姉さん(仮)と話して気付いたんです。私が知っていることって、すごく狭くて少ない。今年51歳のジェシカ姉さんはいわゆる美魔女で、もうバリバリの営業ウーマン。売り上げも社内ではかなり上位です。私の倍以上もの年月を営業として生きてきたジェシカ姉さんは、エミリーに対しても優しくて厳しい気持ちを持っていました。

私は、誰もエミリーに興味を持ってくれないと思っていたけれど、そうじゃない。もちろん、興味をもってくれてない人も驚くほど多いのだけれど(笑)、ジェシカ姉さんみたいに、ずっと見守ってくれてる人もいる。

 

私はエミリーの為にもっと色々な人と話していかなければいけないし、エミリーももっと色々な人に付いて学ばなければならない。私はいつの間にか過保護な母親みたいになって、エミリーを囲い込んでしまっていたんだなぁ…反省。