おひとりさま起業倶楽部

突き抜けた才能はない。何かを極めた訳でもない。だけど、自由に生きるために起業したい!

【新卒の君へ】社会人ってなんでしょうね2

はい、昨日の続きです。

 

学生と社会人の違いの一つは、付き合う年齢層の違いでしょう。親と同じや、もっと上の世代とも一緒に働かなくてはなりません。そこには様々な価値観や常識があって、慣れるまでは同じ日本語を話しているのに、言葉が通じないと感じるほどです。

話す言語が違ってもジェスチャーでなんとかなったりするように、言葉が通じなくてもわかりあうことができますよね。ステージパフォーマンスなんかもそうですね。衣装や動きや声色なんかで、気持ちを伝えます。さて、気持ちが伝わるということは、信頼関係ができるということにつながると思います。

 

社会人になるということ、その答えの一つは、幅広い世代と信頼関係を築けるようになることではないでしょうか。信頼関係なんてなくても、業務はこなせます。けれど、信頼関係ができあがっていないと、大きな仕事や質の高い仕事、重たい仕事などができないと思うんです。でも、20歳以上年上の人とは、なかなか話が合わなかったり、価値観が理解できなかったりするんですよね。そもそも価値観というのは範囲がものすごく広い。それを一つずつ確認したり理解したりするのは難しいですし、たくさんいる社員一人一人にそんなことしてられないですよね。でも、早く良い関係を築きたい。

そこで必要になるのがパフォーマンスだと思うのです。エミリーに限らず、新卒に寄せられるダメだしをまとめると「やる気を感じられない」ってことですよね。具体例をあれこれ挙げて注意されるけど、それらをダメだと感じるのは「やる気を感じられない」から。もっと言うと、「やる気はあるのかもしれないけど、感じられない」から。

やる気があったって眠い時は眠い。やる気があったって、本当に暇なときは暇です。でも、社会人になったら、自分の中にあるやる気をパフォーマンスで相手に伝えなければならない。それが、いつでもシャッキリしていることだったり、元気よく挨拶することだったりするんですよね。別にシャッキリしてるふりでもいいんです。相手がちゃんとシャッキリしてるな、って感じれば。それの積み重ねで信頼関係が築かれていって、そのうちパフォーマンスもいらなくなる。

相手は自分の中にある気持ちの何を見たいのか。それをくんでパフォーマンスとして見せる。社会人として働いていくにはそれが必要なのではないでしょうか。業務が少ないうちは、個々の能力や特性はわかりません。わからないものは理解できず、信頼できません。新卒に限らず、転職や異動で初めましての人たちと仕事をしなければならなくなった場合は、このパフォーマンス力が必要だと思います。

相手のニーズを理解する力をつけ、パフォーマンスとして見せる力を得ること。これが、社会人になるってことのこたえの一つだと思っています。

 

たまに「腹黒い」とか「ごますり」とかって言われるんだけど、そうじゃないんだよなぁ。一日考えたけど、まだ上手く言葉にできてる気がしないんですよね…。これについては、またしっかり考えて書きたいです。