おひとりさま起業倶楽部

突き抜けた才能はない。何かを極めた訳でもない。だけど、自由に生きるために起業したい!

母子カプセルから抜け出すには

「母子カプセル」という言葉をご存知ですか?私は今日、本屋で初めて知りました。そして、自分は母子カプセルにとらわれているのだ、と思ったのです。

 

母子カプセルとは、母親と子供(多くは娘らしい)が強力に結びついている状態。そうなると母親は子供(娘)を支配し、子供(娘)は母親の顔色を見ながら生きる。

母親のタイプは「子供にたよりっきりになる(あなたがいないとお母さん生きていけない!)」「言うことをきかせようとする(お母さんの言うとおりにしないから失敗したの!)」…他にもあったのですが、本自体を買わなかったので、忘れてしまいました。選んでいる間に具合が悪くなってしまって。拒絶反応かしら…。

本で紹介されていた母親像にピンとこなかったものの、私は「母を困らせてはいけいない」「母を悲しませてはいけない」「母を失望させてはいけない」「母を喜ばせなければいけない」という気持ちがとても強いのです。これも、2年近く病院に通い、カウンセリングを受けてきたから自覚できたことです。そして、今日、本をさらっと読んで家に帰り、母と話して驚きました。私は、母は本で紹介されていたような典型的な「娘を縛る母親」の言動はしていないと思っていましたが、帰宅後30分のうちで「ゆきのはママのこときらいなの?」「ママのこと無下に扱うんだ?」という本に載っていたような事を言っていたのです。切実な感じではなく、冗談のようにですが。

自分では全く気がついていなかったことに気が付きました。そして、それに対する返事にものすごく神経を使っているということにも気づきました。

 

病院の先生は、私に「母との関係に何か問題があると考えられないか?」と投げかけていました。私は「あると感じている」と答えていました。けれど先生は「母子カプセル」という概念について、私に一度も話したことはありません。本屋からの帰り道、私は「母子カプセル」というものを知ってしまって良かったのだろうかと考えていました。しかし、知ってしまったものは取り返しがつきません。次に病院に行ったときに、そう話すしかないですよね。