30代ゴスロリが目指すべき姿
30代、ゴスロリ宣言の続きというか、noteの記事がさっぱり書けないので、こちらにざくっと。
ゴスロリはゴシック&ロリータの略で、黒を基調とした退廃的なゴシックスタイルとフリルやレースを多用した少女趣味的なロリータスタイルをミックスさせたストリートファッションです。ロリータという言葉はナボコフのあれではなく、ここでは「少女的」という意味合いで使われていますね。
記事タイトルを「ゴスロリが目指すべき姿」としましたが、これは「ゴスロリが好きな30代が目指すべき姿(の一つを見つけたよ)」という意味です。30代がどうやって「ロリータ」するかっていう意味じゃないです。
さて、30代のゴスロリ好きが目指すべき姿。
それは「マダム」です。
ロリータ服がどんなお洋服か、ざっくり言うならば「ヨーロッパの少女のようなお洋服」なんです。
ヨーロッパの少女のような雰囲気のお洋服といえば、ロリータ服と似た物として、たまに「ピンクハウス」の名前が挙がりますね。さて、このピンクハウス。肩からスカートの裾まですとんと落ちるようなラインのお洋服が多く、イメージ写真としてそえられるのは田園風景だったりするんです。一方、今主流のロリータ服のブランドのお洋服は、ウエストがきゅっと絞られている+ゆたかに広がるスカートが特徴。そして添えられるイメージ写真は、貴族の館やお城などを彷彿とさせるものです。つまり、ロリータ服は「中世ヨーロッパの貴族の少女のようなお洋服」なんですね。
中世ヨーロッパの貴族の少女が成長するとどうなるか。そう、淑やかなマダムになるんです。マダムと一口に言っても、成熟した色気を湛えたタイプから清楚で少女っぽさが残るタイプ、厳格なタイプ、キュートなおばぁちゃま系(?)など様々。
ゴスロリはロリータに比べ甘さ控えめですから、マダムにシフトチェンジするのも簡単です。
フリルやレースはたっぷり残っていてかまいませんし、パニエでスカートを膨らませることもやめなくて良いんです。ただ、スカート丈を長くして、ウエストをしっかり絞り、豊かなバストを演出する(この際、中身は本物でも偽物でもどっちでもいい)。それに肌理の整った肌、赤やボルドーのリップ、黒く長く艶やかで繊細なまつ毛…と、メイクもしっかりと。髪の毛はアップヘアが良いでしょう。ヘッドドレスよりはハットやコサージュの方が上品に決まります。そう、飽くまでも上品に、です。
自分らしいマダムスタイル、それが30代のゴスロリが模索し目指す姿の一つではないでしょうか。私はエレガントでコケットなマダムになりたいです。