おひとりさま起業倶楽部

突き抜けた才能はない。何かを極めた訳でもない。だけど、自由に生きるために起業したい!

道東巡業9日目~しれとこ斜里ねぷた

今日もしれとこ斜里ねぷたです。

私が小さいときにはこのお祭はなかったと思っていたのですが、実は昭和58年からやっていたそうで。ここ十年くらいのお祭だと思っていたのでびっくりです。

 

道東にいると社会で習ったりするんですが、その昔、ロシアからオホーツク海岸を守る為に津軽藩士が斜里にやってきたのですね。それが、夏の頃。しかし、その年の冬に、大勢の津軽藩士が命を落としてしまうんです。ロシアと戦ったからではありません。熊に襲われたわけでもありません。道東の鬼のような寒さと飢えで、ばったばったと命を落としてしまったのです。

今でも道東の冬は寒い(というか痛い)ですが、昔はもっと寒かったでしょうね。加えて家も粗末で防寒具だって発達していない。津軽も雪が降るとはいえ、寒さは段違いだったでしょう。考えるだけでもいやーな気持ちになりますね…。

 

さて、そんな津軽藩士斜里町民はずっと慰霊していたのですが、それを弘前市が知り、友好都市となりました。そして、ねぷたの色々を伝授してもらってしれとこ斜里ねぷたが始まったのです。

 

…が、ホント、そんなに昔からやってたなんて知らなかったよ!最初はねぷた2基から始まったらしいので、小さな小さなお祭だったのかな。