うまいの早いの安いの〜♪
言わずと知れたキン肉マンの「牛丼音頭」の歌詞ですが、今の若い方には通じないんですかね。再放送か何かやってたりするんですかね。
アニメの中でなく、現在のリアルでも「うまい・早い・安い」は大人気ですよね。いっそ「そこそこ・早い・安い」でもいいくらい。
今日、元職場へ行く用事がありまして(全く仕事関係ない用事でした)。真っ昼間だったのに、思った以上にたくさんの営業さんが会社にいて、「ハローワーク的にセーフなアルバイトくらいの量だったら外注受けますよ」って話をしたんです。
そうしたら、もう、すぐさま仕事をいただきまして。私は別にすごくデザインが上手なデザイナーではなく、いわば「そこそこ」なんです。ただ、私自身があまりデザインにこだわりがないので、仕上がりは早いんですよね。加えて、こだわりがないので、お客さんの要望をできる限り反映させるんです。で、有名デザイナーではないので、料金はそこそこ。さすがに素人じゃないので格安ではないですが、高いか安いかといえば安い。まさに「そこそこ・早い・安い」なんですよ。ついでに、自分で言うのもアレですが、「一緒に仕事をやりやすい人」なんですよね。会社にはとてもデザインが上手なデザイナーがいて、その人に頼めば費用はゼロですからそれが最安なのですが、営業さんにとっては「一緒に仕事をやりやすい人」では全くないんです。そうなると、「そこそこ・早い・安い」+「一緒に仕事をやりやすい」私に白羽の矢が立つわけですね。ありがたい話です。
ただ、「安い・早い」が条件になってしまっているというのは、よろしくないと思っているのです。薄利多売を戦略としているなら良いのですが、私はそういう訳にもいきません。私が受けられる仕事には上限がありますし、それほど好きでもない仕事を安く大量に受けたくはありません。アルバイト程度と思っている今なら良いですが、これから自分が生きていくための仕事となると、もっと稼ぎたいし稼働時間を減らしたい。早い話が、もっと「私が仕事をする」ということの価値を高めたいのです。
「自分の仕事」を高く売るには、私は何を仕事にすれば良いのか。私が持っているものの中で、高く売れるものは何なのか。
これって、一人で考えるよりも誰かに聞いてみると意外なものが見えてきたりするかもしれませんね。